離職者等再就職訓練[3ヶ月間]

基礎から学ぶ
Javaプログラミング科

現在、IT業界で最も求められているJava技術者を育成する講座です。基本的なJavaのプログラミング技術に加え、データベースやサーブレット・JSPを習得する事で、様々な動的Webサイトを実際に制作し、その仕組みについて学んでいきます。訓練中にグループワークやプレゼンテーションが多めに組み込まれておりますので、効率的な作業の進め方や、1対多の話術についても合わせて学んでいき、旧来の職人的な技術者ではなく、ユーザーとの折衝やメンバーとの会話をしながら作業ができる「話ができる技術者」に必要な技術の習得を行います。

プログラム訓練について

プログラムの訓練では「考えて処理の手順を組み上げる」ことを学びます。 エラーが起きた時「なぜプログラムが動かないのか」をエラーメッセージから「推測」し「検証」し「確認」することが求められます。 説明を聞いているだけではプログラムを自分で組み上げる力を習得することはできません。 自ら調べて対応していくことを前提に訓練が進みます。

章の合間に「おさらい問題」を解いてもらい、訓練生自身に問題の解答解説を発表してもらいます。 「なんとなくプログラムが動いた」ではなく、 なぜ動いたのかを自ら解説できる人材の育成を目指します。

訓練では問題解決の為にどうしたらよいか考えてもらうため、 「ネットで調べる」「他人に助言を求める」等、自ら動いてもらいます。 わからないまま何もせずに時間が過ぎていくことがないよう、 積極的に問題解決に向けて考え動いてもらいます。

訓練の進め方

講義型の訓練ではなく対話型の訓練

  • 講師が訓練生を指名し既に学んだ箇所を質問します。
  • 訓練生が講師の質問に回答しながら理解を深めてもらう対話型の講座運営になります。
  • 講義を聞いているだけの講座ではなく訓練生が積極的に参加する訓練です。

問題演習について

  • 学習項目の区切りでおさらい問題を解いてもらいます。
  • おさらい問題の解答と解説は訓練生が行い、自分の理解度の確認と技術の定着を図ります。

訓練全体像

Java言語を使ってシステム構築に必要な様々な技術を習得します。 概論から始まり、プログラムの基本・応用を経て最終的にシステム構築できる技術習得を目指します。

習得できるスキル

  • HTML / CSS
  • Java
  • MySQL

こんな人におすすめ

  • プログラムを本格的に学びたい
  • オブジェクト指向言語とは何なのかを知りたい
  • ロジカルシンキングを身につけたい
  • 調べて解決する力を養いたい

訓練内容の抜粋

初めてJavaを学ぶ方向けの講座です。 Javaプログラムの実行に必要なコンパイルとクラスファイルから学んでいきます。

初めてプログラムに学ぶ方は、上記のような基本的なコードでも解説無しで理解するのは大変です。

「今は理解しなくても良い部分(後からわかる部分)」と「絶対理解してほしい部分」を明確にしながら学習を進めます。 またプログラムの仕組みや動きを図を使って解説することで理解を深めてもらいます。

処理の流れをフローチャートを使って確認していきます。一つ一つの処理をしっかり追えるようにします。 条件を変えることで結果がどのように変わるのか試しながら学びます。

プログラムの基本と考え方をしっかり学ぶことで、様々な案件に対応できる土台を形成します。

エラーメッセージを読む

エラーメッセージの意味を理解して対応する練習を繰返します。

以下のようなエラーメッセージからエラーファイルやエラー行の特定、予想されるエラーポイントを見つけられるようにします。

c:\java\chap06>javac IntArray1.java
IntArray1.java:9:
エラー: 変数iは初期化されていない可能性があります
    System.out.println(i);
                      ^
エラー1個
                    

問題演習で理解度チェック

章の合間に「おさらい問題」を解いてもらい、問題の解答解説を発表してもらいます。 「なんとなくプログラムが動いた」ではなく、 なぜ動いたのかを自ら解説できる人材の育成を目指します。


■■■問1■■■

以下のような実行結果を得るには、どのようなロジックを組めばよいか。

問1の実行結果─ココカラ
★★★★★

────────ココマデ



■■■問2■■■

以下のような実行結果を得るには、どのようなロジックを組めばよいか。

問2の実行結果─ココカラ
★★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★★

────────ココマデ



■■■問3■■■

以下のような実行結果を得るには、どのようなロジックを組めばよいか。

問3の実行結果─ココカラ
☆★★★★
★☆★★★
★★☆★★
★★★☆★
★★★★☆

────────ココマデ



■■■問4■■■

以下のような実行結果を得るには、どのようなロジックを組めばよいか。

問4の実行結果─ココカラ
★
★★
★★★
★★★★
★★★★★

────────ココマデ
          

この問題は基本部分の復習です。学習が進むと、普段私たちが目にするシステムにより近い問題になります。

システムに必要な情報をデータベースで管理

MySQLを使ってデータベースを学びます。 データベースの構築方法やデータを取得するために必要なSQL命令を習得します。

  • データベースとは
  • SQL文の記述法
  • DB領域作成・削除
  • テーブル作成・変更・削除
  • レコードの挿入・修正・削除
  • レコードの取得・条件
  • レコードの計算・集計
  • ユーザー作成・削除

プログラムの応用

プログラムの基本や考え方を習得した後、Javaとデータベースを組み合わせて掲示板やどうぶつ占い、レシピ検索サイトなどを作成します。

課題の要望を満たすシステムを作成するために必要な事前準備や設計も学びます。

制作実習

生徒同士でチームを作り、実務に近い形で要望にあったシステムを制作します。 稀にうまくシステムが組みあがらないこともありますが、どこに問題があったのか考えることで大きな収穫を得ることができます。 独学では経験できない貴重な実践の場となります。

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  • wp-485
  • wp-493

修了後の進路

20代の方はプログラミングの基本を習得しシステム開発会社へ就職する方が多く、未経験者の採用も多数含まれます

30代以上の方は前職の業務経験と、この訓練で得た知識を融合させた転職活動を推奨しています。 例えば前職の経理の知識とプログラミング技術を使って会計システムを開発している会社への転職や、 前職の営業の実務経験を元にIT関連業務の営業やディレクターへの転職など、 今までの職務経歴をベースにした採用が多くなっています

  • プログラマー
  • 運用保守・テスター
  • IT関連業務の営業
  • 前職関連業務 等

修了生の声

基礎から学ぶJavaプログラミング科修了生:T.Nさん
Javaの訓練に入ってからは毎日コマンドプロンプト(Windowsの黒い画面)と格闘します。最初は不慣れでしたが、後半はプログラムをやっている感が強くなってきてコマンドプロンプトが好きになりました。訓練終了後に入った紹介予定派遣先でプログラムを楽しんで取り組む姿勢が評価されたのか、更新時に正社員として契約することができました。

訓練時間

授業は原則として土、日、祝日を除く毎日(月~金)です。

通常は、10時開始、16時00分終了
【1日 : 6時限授業(1時限 : 45分)】

ただし、7時限授業の場合は「10時開始」「16時55分終了」となります。

教室の雰囲気

教室の雰囲気
教室の雰囲気

「Windows10」を使った訓練になります。

学内施設

  • 施設外観
    施設外観
  • 施設正面
    施設正面
  • 休憩スペース
    休憩スペース
  • 売店
    売店

プログラミング系の委託訓練について

民間委託訓練施設であるテラハウスICAでは、求職者を対象に、IT業界に就職することを目的とした職業訓練を行っています。訓練生は3ヶ月の授業から成るカリキュラムを通して、制作に必要な知識と技術を習得し、早期の再就職を目指します。

訓練内容(カリキュラム)について

基礎から学ぶJavaプログラミング科[3ヶ月]では、以下のカリキュラムで訓練を行います。

●カリキュラム
就職支援講座 履歴書、職務経歴書等の作成、面接対策など
Webページ作成実習 HTML・CSSによるWebページの作成
ソフトウェア開発概論 Java言語の特徴・概要を学ぶ
ベーシックプログラミング 変数、データ型、制御構文を学ぶ
オブジェクト指向プログラミング クラス、継承等オブジェクト指向を意識したプログラミングを学ぶ
アルゴリズム フローチャートを使って目的までの処理を手順化する手法を学ぶ
データベース構築実習 SQL文を理解しデータベースの基本操作・設計を学ぶ
リレーショナルデータベースの考え方を習得する
Webサーバ構築実習 Webサーバをインストールし、サーバ上でJavaを扱うための環境を構築する
サーバサイドプログラミング JSP、Javaサーブレット等を扱ったプログラミングを学ぶ
セッション・クッキー等の動きやブラウザで使用できるオブジェクトの紹介
Webアプリケーション開発実習 要件に沿ったWebサイトを設計する
要件に沿ったWebサイトの制作(画面表示部分)と、 それに伴う各種定義書の作成
設計書に沿ったWebサイトにシステム(ロジック部分)を構築し、 完成した成果物のプレゼンテーションを行う

※Windowsの基本操作・Microsoft Officeの基本操作を出来る方を対象にしています。

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